小学生の頃、俺は妹の蜜莉の誕生日に『お嫁さんにしてあげる券』というものをあげた。その時は仮にも小学生、仲良い兄妹の微笑ましい記憶の一つでしかないと俺は思っていた。
だが高校生になった今、蜜莉は本気でお兄ちゃんと結婚すると言い出した。小学生の俺が書いたはずの『お嫁さんにしてあげる券』にはいろいろと不都合なことばかり書いてあった。
そんな『お嫁さんにしてあげる券』で脅される兄と、兄が大好きすぎてツンデレのツンが消えてしまった妹の物語。
小学生の頃、俺は妹の蜜莉の誕生日に『お嫁さんにしてあげる券』というものをあげた。その時は仮にも小学生、仲良い兄妹の微笑ましい記憶の一つでしかないと俺は思っていた。
だが高校生になった今、蜜莉は本気でお兄ちゃんと結婚すると言い出した。小学生の俺が書いたはずの『お嫁さんにしてあげる券』にはいろいろと不都合なことばかり書いてあった。
そんな『お嫁さんにしてあげる券』で脅される兄と、兄が大好きすぎてツンデレのツンが消えてしまった妹の物語。
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