日本の女子高生・赤倉凛音(あかくらりんね)の記憶を持つ私、
リンネ・エバンズ 八歳
記憶が混乱しているさなか、王城の庭園で出会ったのは、
心に傷を持つ王太子、レオ・エイマーズ 九歳でした。
「ほら早く。男のくせに恥ずかしがってんじゃないわよ」
×
「うるさい。触るな、あっちへ行け」
出会いは最悪でしたが、なんだかんだと一緒に過ごしていくなかで、親友ポジションになれたと思っていたのに。
8年後、予想外な事実が判明しました。
彼を守るために奮闘してきたはずなのに、えっ? 私が悪役令嬢なんですか?
結末の決まっているって、一体どういうこと?
旧題:『小説世界に転生したのに、八年経ってから気づきました』
2021/1 ベリーズファンタジーから発売された作品の初稿となります。
この作品はBerry’s Cafeにも掲載していますが、そちらは改稿前のもので、
こちらは、モフモフ成分を追加した、書籍版の初稿となります。
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