聖女の力を持って生まれた、公爵令嬢のアーネストは、王太子のロッカスに婚約破棄された。
義妹のアニィスこそが真の聖女であり、アーネストは聖女の妹をいじめていた悪女として処刑することになった。
「悔しい、私を虐げたものたちに仕返してやりたい」
次の瞬間、何もない白い空間にいた。
「ごめんなさい、神の手違いで、あなたは死んでしまったのです」
女神ハーティアから真実を告げられたアーネストは、自分を虐げたものたちに復讐するべく、女神のもとで治癒の力を鍛えることに。
「回帰《ヒール》」
尋常ではない治癒の力を手に、過去の世界へと戻ってきたアーネストは、義妹たち悪人に復讐をする。
「二度目の人生、今度は真の悪女として振る舞ってやるわ」
だが悪女ムーヴをしているはずだが、なぜか周りの人たちから感謝されることになるのだった。
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