ジョセフィンは婚約者のウェスティンを愛していたが、家同士の婚約に彼は愛を求めないようだった。ただ、彼はジョセフィンの魔力に興味をもっているので、結婚に異存はないらしい。そうしてある日の夜会で、彼は言った。美しい娘がいる、と。一目ぼれの瞬間に立ち会ったジョセフィンは、自らの恋心を封印した。せめて美しく自分を磨き、彼には穏やかな日々をあげよう。いつか愛されるかもしれない日のために。
彼を見ている私と、彼女を見ている彼
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