冥途の土産に教えてやろうと、Sランク級冒険者パーティーに裏切られた挙句に魔神の群れの中に放置された俺が前世の力に目覚めて無双する物語

著者:白石新

賢王と拳王。
かつて世界を制した伝説の夫婦の子供として生まれた男がいた。
賢者と武神に教育された彼はあまりにも最強過ぎて、闘ってくれる相手すらおらず武人として寂しい生涯を終えることになる。
「強い奴に会いたいな」失意の中で彼が死んで2000年後。
村人として転生した彼は幼馴染の勇者に裏切られ、絶対死地のダンジョンに置き去りにされデスゲーム的なダンジョン攻略を強いられることになる。
が、前世の記憶と力を取り戻した彼にとって、究極の魔神たちがはびこる悪夢のダンジョンは彼の求める理想の環境だったのだ。
「今から皆さんにはデスゲームをしてもらいます。迷宮内で泣き叫び苦しんで、我々を楽しませながら限りなくゼロに近い確率の中で生還を目指してくださ――あべしっ!」
「ほう、俺の拳で一撃で死なないだとっ!? こんなに楽しそうな連中がいる場所があったのかっ!」
「何だこの人間はっ!? 生還率0%の迷宮に落ちてきて……どうして嬉しそうなんだっ!?」
「俺より強い奴はどこにいるっ! さあ、俺より強い奴を出せ!」
これは絶対的強者として人々の命を弄ぶ、デスゲームダンジョンの運営気取りの魔神達を、空気を読まずに迷宮に紛れ込んだ異物である最強の男がビビらせまくる物語である。…続きを読む

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