白い結婚の小説一覧

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誰のための幸せ。

ドロシーは、夫と義妹にいつもいない者として扱われていた。結婚したといっても、一度も閨を共にしていない白い結婚。ドロシーの家族は、結婚することがお前の幸せだと言っていたが、実際のドロシーは幸せではない。その『幸せ』とは、誰のためのものなのか、ドロシーには分からなかった。ある時、友人から皇妃の傍で働いて....
著者 : 猫の名は。
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契約婚なのだから契約を守るべきでしたわ、旦那様。

白い結婚を三年間。その他いくつかの決まり事。アンネリーナはその条件を呑み、三年を過ごした。そうして結婚が終わるその日になって三年振りに会った戸籍上の夫に離縁を切り出されたアンネリーナは言う。追加の慰謝料を頂きます――....
著者 : よもぎ
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欲にまみれた聖女様

 平民出身の聖女リゼットは、夫である第二王子のルロワにとことん蔑まれ辛く悲しい日々を送っていた。おまけにルロワは魔獣討伐や土地の浄化など、リゼットや聖騎士団の手柄を自分の功績として発表し、人々の賞賛を浴びる始末。 「聖女様、誰かに傷つけられることに慣れる必要などありません。もっと自分を大事になさるべ....
著者 : 鈴宮(すずみや)
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白い結婚を求め、離縁を求められた妻は、既に家に居なかった。

エレクトラは新婚初夜、白い結婚を夫となったハリードに提案した。 彼女が並べた二つの理由に納得したハリードは、結婚した翌日には騎士として戦場へ向かう。....
著者 : 川崎悠
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私たち2人で幸せになりますので、どうかお気になさらずお幸せに。

 10歳で政略結婚させられたレオニーは、2歳年上の夫であるカシアスを愛していた。  しかし、結婚して7年後のある日、カシアスがレオニーの元に自身の子どもを妊娠しているという令嬢を連れてきたことによって、彼への愛情と恋心は木っ端みじんに砕け散る。  皮肉にも、それは結婚時に決められた初夜の前日。  ....
著者 : 綺咲 潔
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白い結婚を言い渡された私が、初恋の人と結ばれるまで

結婚を誓った恋人と別れ、亡き妻を愛し続ける国王の下に嫁ぐこととなった宰相家の末娘ティア。 貴族の娘に産まれたからにはと責務を果たすつもりだったのに、国王から投げかけられたのは「白い結婚」を求める言葉だった。 愛のない義務ばかりの結婚で、やつれていく一方のティアの元に、ある日、元恋人からの贈り物が届く....
著者 : 乙原 ゆん
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初夜を拒否されたので、お望みどおりお飾りの妻になることにしました

「しょ、初夜はどうするのですか…!?」 「…………すまない」 相手から望まれて嫁いだはずなのに、初夜を拒否されてしまった。拒否された理由はなんなのかを考えた時に、ふと以前読んだ小説を思い出した。その小説は貴族男性と平民女性の恋愛を描いたもので、そこに出てくるお飾りの妻に今の自分の状況が似てい....
著者 : Na20
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王女様の教育係〜虐げられ続けた元伯爵妻は今、王太子殿下から溺愛されています〜

 父であるクルース子爵が友人に騙されて背負った莫大な借金のために困窮し、没落も間近となったミラベルの実家。優秀なミラベルが隣のハセルタイン伯爵家の領地経営を手伝うことを条件に、伯爵家の嫡男ヴィントと結婚し、実家と領地に援助を受けることに。ところがこの結婚を嫌がる夫ヴィントは、ミラベルに指一本触れよう....
著者 : 鳴宮野々花
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「妖精の愛し子の白い結婚〜傲慢な公爵と離婚したら奥手な妖精王から求婚されました」短編

「お前は俺の初恋の人ではない! お前を愛するつもりはない!」初夜に夫にそう言われました。 十年前、夫は命を救ってくれた少女に恋をしたそうです。 実はその時、夫の命を救ったのは私なのですが、彼は自分の命を救ったのは妹だと勘違いしているようです。 一年間、夫と関係を持たなければ白い結婚が成立するようです....
著者 : まほりろ/若松咲良
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不遇な皇帝とお飾りではなかった妻の物語

 皇帝の子として生まれたが、双子の弟だったため忌み子として処分されるところを隣国の公爵に引き取られた主人公。 そのまま公爵の子として一生を終える予定だったが、両親と双子の兄が相次いで死んだため、急遽、国へ戻り皇帝となった。  そこで待っていたのはお飾り妻と不慣れな執務。その中で、お飾り妻が平穏に過ご....
著者 : 禅