小説家になろう 流刑王ジルベールは新聞を焼いた 〜マスコミの偏向報道に耐え続けた王の苦悩と葛藤の日々。加熱する報道が越えてはならない一線を越えたその日、王国史上最悪の弾圧が始まる〜 「新聞社を焼かねばならぬ。 我慢に我慢を重ねてきたが、もうダメだ。 すべてを失い、悪に堕ちてでもこの粛清をやり遂げねばならない。 それが王として最後の責務である」 聖オルタンシア王国の国王ジルベールは王位を継ぐ以前からマスコミに嫌われていた。 「新聞に書いてあったけど、ジルベール様は権力を傘に.... 著者 : 五月雨きょうすけ 2021.07.03 小説家になろう