小説家になろう かつて「お前の力なんぞ不要だっ」と追放された聖女の末裔は、国は救うけれど王子の心までは救えない。 「浄化の力を持つ聖女よ、どうか我が国をお救いください」 「......ねえ、それやったら、私に何か利点があるの?」 聖なる力を持つ姫巫女(略して聖女)の末裔サーシャの前に突如現れ、そんな願いを口にしたのは、見目麗しいプラチナブロンドの髪を持つ王子様だった。 だが、ちょっと待った!! 実は.... 著者 : 当麻月菜 2020.09.09 小説家になろう