小説家になろう あ、すみません。私が見ていたのはあなたではなく、別の方です。 「すまないね、レディ。僕には愛しい婚約者がいるんだ。そんなに見つめられても、君とデートすることすら出来ないんだ」 「え? 私、あなたのことを見つめていませんけれど……?」 「なにを言っているんだい、さっきから熱い視線をむけていたじゃないかっ」 「あ、すみません。私が見ていたのはあなたではなく、別の.... 著者 : 秋月 一花 2022.07.06 小説家になろう