小説家になろう 記憶喪失になった婚約者は、どうやらわたしが好きらしい オルテンシアは絶望していた。なぜなら、今日、自分が断罪されて追放になることを知っているからだ。どうやら乙女ゲームの世界に転生したらしいオルテンシアは、最悪も最悪、プロローグで即退場の悪役令嬢だった。ああ、終わった。詰んだ。 しかし、絶望しながら学園へ向かったオルテンシアを待っていたのは、追放ではなく.... 著者 : 狭山ひびき 2022.07.07 小説家になろう