第三王子の小説一覧

小説家になろう

たとえあなたが他の誰かを愛しているとしても

「愛を貫き通す王子様と、その王子に選ばれたヒロイン。そして、その二人の障害となる悪役令嬢役がわたくしというところかしら? 演劇や物語ではおなじみの構図ね」 侯爵令嬢のパトリシアは自嘲的に笑うと、婚約者である第三王子に向かい、淑女の礼を取った。 「たとえあなたが他の誰かを愛しているとしても、わたくしは....
著者 : 藍銅 紅(らんどう こう)
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狸と下級聖女~行方不明中の第三王子なら、私の隣で寝てますよ?~

下級聖女ジゼッラは、空腹で死にかけていた狸を拾う。禍々しいオーラをまとっていたので聖力で払ってやると、その狸は行方不明中の第三王子ステファノだと名乗った。ステファノにかけられた呪いを解くため、ジゼッラは手を尽くし、やがて二人の間には絆が生まれるが…果たしてステファノは人間に戻れるのだろうか?(他サイ....
著者 : 鬼ヶ咲あちたん
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やり手魔女のよく効く薬 ~店を守るために幼馴染の計画に乗って訳あり婚約したけれど、どうやら彼には別の思惑があるらしい~

「俺と婚約すればいい。そうすれば万事解決だ」 「ちょっと待って。今、そんな話してなかったよね?」 幼馴染みのシャロンに相談したのはミモザだが、その内容は恋愛や結婚の話題には一切触れていない。 いきなりの提案に全力で拒否したけど、ちゃんと話を聞いてみたら、意外と悪くない――むしろ好条件な土地の買収....
著者 : 咲倉 未来
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悪徳領主の息子に転生!? ~普通に行動しているだけなのに、周囲からちやほやされます~

俺はオーウェン・ペッパー。 伯爵家の嫡男だ。 さっそくだが、この世には2種類の人間がいる。 生まれたときから勝ち組の貴族と、その他負け組の家畜どもだ。 俺はもちろん勝ち組さ。 ふはははは。 家畜どもよ、今日も俺のためにせっせと働くがよい。 それしか能がないのだからな! と、考えているゴミ貴族に転生....
著者 : 米津