小説家になろう 物書き令嬢と筆頭宮廷魔法士の契約婚は溺愛の証 「ねえ、わたしと結婚しない?」向かい側で読書をしている幼馴染に訊いてみた。幼馴染は本から全く顔を上げようとしない。いつものことだ。「今、婚約してくれるならわたしの書く小説を一番最初に読む権利もつけるけど」「結婚しよう」「即答すぎるでしょ。自分で言っておいてだけど、それでいいの?」小説を書くことが趣味.... 著者 : 早瀬黒絵 2023.08.03 小説家になろう