変則不定期更新ですが、エタらずいきますのでご容赦ください。
(更新開始は章が書き上がるまでなし。章が書き上がったら章完結まで毎日更新)
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青井諒(あおい・りょう)、十六歳。
神城高校に通う、どちらかと言えば平凡そうな高校一年である。
中学一年の時に初恋の人に振られて以来、もう辛くなる恋なんてしたくないと、女子と距離を置くようになった彼だったが。
赤城蒼(あかぎ・あおい)という超絶イケメンな幼馴染兼親友と一緒にいるせいで、彼に告白しようとする女子の橋渡しばかりさせられていた。
高校一年最後の日。
新たに目の前に立ったのは、同じクラスメイトの霧島萌絵(きりしま・もえ)。
彼女は学年でも人気の可憐で清楚な美少女だ。
「あの、わ、私! ア、アオイ君の事が好きなんです!」
恋の橋渡し役として、聞き慣れ過ぎた言葉に。
「そっか。わかった。蒼(あおい)に伝えておくよ」
言い慣れた台詞を返し、立ち去ろうとした諒だったが。
萌絵に呼び止められた彼に向けられたのは。
「私は! 青井……諒君が、好き、なんです……」
蒼(あおい)にではなく、青井への告白。
そこから、涼と萌絵、そして彼らを取り巻く者達の初恋を巡る、運命の歯車が動き出す出す──。
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現代ファンタジーばかりの作者、しょぼん(´・ω・`)は、本当にラブコメが書けるのか?
そんな疑問に挑んだ初のラブコメ寄り作品。
萌絵の告白。
ずっと一緒にいた血の繋がらない妹。
そして、彼と彼女達を取り巻く、初恋に絡む者達。
もう恋とは無縁でいようと思った諒と、初恋を実らせようとする彼女達を巡る、優しく、楽しく、切ない恋愛物語を是非お楽しみください!\\٩( ‘ω’ )و ////
なお、世界観は拙作『非日常なんて日常茶飯事』シリーズと同じです。
レビュー