小説家になろう

いないもの扱いされてきた王女の嫁ぎ先は、飛竜飛び交う辺境伯領

側室の子供として生まれてきた王女クラリスは忘れ去られたまま奥宮で薬草を育てる暮らしをしていた。 長じてから、若き辺境伯カールに嫁ぐことになった。  王宮では王女らしからぬ暮らしをしていたが、辺境伯領では一変する。 辺境伯領には飛竜がいて、クラリスが育てる薬草に興味を示した。  クラリスは必要とされ、....
著者 : 天城幸
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それは私ではありません

 「婚約破棄だ」と告げられた公爵令嬢であるエリス。それを告げたのは、王太子であるグレンだった。  だが、エリスは婚約破棄を突き付けられたにもかかわらず、動揺する様子はない。それどころか笑いそうになるのを堪える始末。  そんな空気は「殿下! 娘の婚約の件で参上いたしました!」という声で破られた。エリス....
著者 : 柚木ゆきこ
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【完結】クッキーはもういらない ~婚約者は可愛い男爵令嬢のクッキーをご所望です~

『それなら婚約破棄して差し上げましょう!』伯爵令嬢のルシールは、目の前で可愛い男爵令嬢にもらったというクッキーを貪る婚約者を前に心に誓った。顔がいいだけの金使いの荒いクズなヒモ夫がいた前世の記憶を持つルシールは、伯爵家に婿入りするための努力もせずに浮気する婚約者に見切りをつけた。婚約破棄を決意したル....
著者 : 紺青
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なに学んできたんですか?

留学していた婚約者が帰ってきた。留学先の王女とその国の兵士を連れて、謀反を起こして。 血が流れるならさっさと明け渡してしまいましょう。 どうせ、五年も持たないでしょうし。....
著者 : 高月水都
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そうして第一王子はいなくなった

「お前とは婚約破棄だ、パウリーネ」 見上げるほどに背の高い、やたらと頭を左右に振り回して前髪をひらひらたなびかせ、ご尊顔だけはレベルの高い第一王子をきょとんと見上げた。 パウリーネは神殿に身を置く聖女見習いだ。 ある日、唐突に訪れた婚約者から婚約破棄を告げられる。 婚約破棄、意地悪な姉、聖女、とい....
著者 : 黒須 夜雨子
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俺様王子から(物理的に)逃げる私

左肩にある番紋に焼印を押されて、それを消されたとき、ユーリアは思い出した。自分がかつて日本に住むアラサーの喪女であったことを。 でもこれって、いいんじゃない? とユーリアは前向きに考えた。....
著者 : 摩莉花
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妻が元婚約者の下に赤ちゃんを置き去りにした

仕事から帰ってくると、子供がいなくなっていた。 妻に尋ねると、「おねえさまが面倒を見てくれるって!」 彼女の言葉に僕は青ざめる。 妻のお姉さん……それは僕の元婚約者だった。 短編『私の婚約者と駆け落ちした妹が、赤ちゃんのお世話を押しつけにやって来た』のアベル視点です。 どうしようもない卑怯者の男が....
著者 : 村沢黒音
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あの日、思い出せてよかった

「ヨハンナ! 仕方がないから結婚してやる!」そう言い放ったのは金髪碧眼の王子様みたいな顔をした幼馴染みのアードルフ。多分将来一緒になるんだろうなと漠然と思っていた相手。その相手からの求婚…上から目線の求婚を、ヨハンナは拒否する。半年前なら喜んで受けていただろうけど、今は受けることができない。 だって....
著者 : こう
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聖女は邪魔をしてくる奴らに「ざまぁ」をしないといけないらしい

「ヒロイン聖女に転生したけど、これ『ざまぁ』される側で確定じゃない!?」 悪役令嬢から自分を庇う王子はポンコツ、悪役令嬢は悪役せずにこっちのざまぁを狙っている始末。このままだと自分の将来が危うい。そう己の危機を確信したレイラはとある行動に出た。....
著者 : ど山
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結婚早々、魔女に呪われた公爵夫人です。誰からも認識されなくなったおかげで、推しを見守る壁になれました。ぶっちゃけ呪いどころか完全にご褒美です

自分の婚約者と駆け落ち予定だという妹に脅されて、妹の婚約者の元に嫁ぐことになったジョアン。 しかし実は相手が彼女の推しである呪われ公爵であったこと、無事に呪いが解けたことから、幸せな新婚生活を送っていた。 そんなある日、ジョアンはかつて夫である公爵にかけられていた呪いと同じ呪いを黒の魔女によって....
著者 : 石河 翠