いないもの扱いされてきた王女の嫁ぎ先は、飛竜飛び交う辺境伯領

著者:天城幸

側室の子供として生まれてきた王女クラリスは忘れ去られたまま奥宮で薬草を育てる暮らしをしていた。
長じてから、若き辺境伯カールに嫁ぐことになった。
 王宮では王女らしからぬ暮らしをしていたが、辺境伯領では一変する。
辺境伯領には飛竜がいて、クラリスが育てる薬草に興味を示した。
 クラリスは必要とされ、役に立つことで、自分を取り戻していく。
 カールと気持ちを通わせる。そんなある日、カールがふと不思議に思うことがあり、ふたりは事実を少しずつ手繰り寄せて行く。

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