婚約破棄の、その横で

著者:さき

卒業パーティーを目前に控えたとある日、俺は友人からとある噂を聞く。
パーティーの場で第一王子が公爵令嬢を糾弾して婚約破棄を言い渡す……と。無関係なはずなのに従兄弟が王子のとりまきのため、俺にまで被害が及ぶ可能性が……!?
会場で王子を止めて無関係をアピールするため、俺はパーティーに参加するためエスコート相手を探し始めた。
そうして声を掛けたのは、温室にこもる少女ティギー。箱庭の魔女と呼ばれる彼女と、次第に親しくなっていき……。

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