アイノカタチ

著者:あさな

「家同士を結ぶための婚姻なんて、可哀想だわ」
 その言葉に婚約者アイザックが同意するのを聞いて、裏切られたと思い、それならば婚約を考え直そうと啖呵を切ったレティーシア。
 帰宅して母に学院でのことを打ち明けると、同情はしてくれるが、婚約破棄は急ぎ過ぎではないかと嗜められる。
 父に溺愛されている母には自分の痛みはわからないと八つ当たりするが、両親にも過去に色々あったようで……

※誤字脱字のご指摘ありがとうございます。
訂正させていただきました。

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