【完結】殿下は私を信じてくれないんですね。

著者:ないか

 十二歳で次期国王と名高いヘリウス第一王子と婚約した侯爵令嬢のイリア・フォン・サヴァイア。
 幼い頃から交流があったこともあって仲の良かった彼女は婚約を結んでからはこの人のためなら何でもするとまで考えるほど溺愛していた。
 しかし、ヘリウスは年を経る毎に態度が冷たくなっていき、王立の学校へ進学した頃にはイリアの中で燃え滾っていた恋心も、すっかりその勢いをなくしていた。
 そんなある日、学校内でイリアが浮気しているとする噂が流れるようになり、学校に通う生徒たちからイジメを受けるようになってしまう。 
 最初こそ我慢しようとしていた彼女だったが、ヘリウスに対する恋心が失せた時、報復を開始する――

※「小説家になろう」は株式会社ヒナプロジェクトの登録商標です
本サービスは株式会社ヒナプロジェクトが提供するものではありません

レビュー