売られた聖女は異郷の王の愛を得る

聖女の力に守られたエヴァンデル王国。
公爵令嬢セシーリアは、ついこの間まで、この国の聖女だった。
しかし、ある事件で、セシーリアには聖女としての力が足りないと言われ、聖女としての任を解かれてしまう。
婚約者だった王太子は、新しい聖女と婚約を結ぶためにセシーリアとの婚約を破棄し、それどころか国に残りづらいだろうと、聖女の力を求める遠方の国へ行ってくるようセシーリアに告げた。
エヴァンデル王国に支払われる大金と引き換えに異国フェーグレーンに旅立つセシーリア。
そこで待っていたのは、体を瘴気に蝕まれ意識を失っている、まだ若く美しい王だった。
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※2022/5/10本編完結
※番外編を投稿中

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