救われた悪役令嬢は破滅したヒロインに会いに行く

著者:今紺 軌常

マリアーナは卒業パーティーの場で婚約者である王太子オスカーから謂れのない罪で婚約を破棄される。しかし、第二王子ヴィクトールの助けで無実は証明された。茫然自失となるオスカーの横で、マリアーナに冤罪を被せたエマはいつも通りの笑顔を浮かべていた。「あーあ、もう終わりか。もうちょっと楽しみたかったなぁ」
エマの笑顔の意味が分からなかったマリアーナは、処刑が決まったエマに会いに行く。

女性蔑視と感じられる表現、未成年に対する性行為を連想する表現が多々あります。また、幸せな話ではありません。苦手な方はご注意ください。

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