ある公爵令嬢と婚約破棄

著者:砂臥 環

「エスメラルダ、君との婚約を破棄する」
「え……」

卒業式を間近に控えた王立学園、生徒会室にて。
ベントリー公爵家の令嬢エスメラルダは、10歳の頃からの婚約者である第一王子殿下クラークにそう告げられた。
そこに入ってきたのは『身持ちが悪い』と噂の男爵令嬢。

※設定は緩いです※
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※エンタメとして書いてません※
タイトルから所謂『婚約破棄モノ』を期待している方は多分ガッカリされると思います。ジャンル【純文学】でそのへんを是非察して頂きたく。

自己責任で宜しくお願いします。

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