あのね、トーマス

著者:月鳴

可愛い僕の婚約者がいつものように話しかけてくる。最近読んだ本について僕に話したいようだ。僕はテラスに射し込む光に照らされた綺麗な彼女の姿を目におさめながら静かに相槌を打つのだった。

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