雑用司書ですが、とんでもない方に見初められました~私、図書館のバイトですよ?~

著者:鬼柳シン

「平民のくせに、この私の命令が聞けないの!?」
 貴族御用達の王立魔法図書館にて、魔法の才能を認められたリリアナは特例として図書館司書見習いをしていた。公爵令嬢の嫉妬から来る嫌がらせに耐えながら、いつか国から認められた魔法使いになるために本を読む日々。そんなある日、老人が広い図書館の中で本を探して困っていた。助けると、おじいさんはリリアナの才能を見抜き、魔法について教えてくれる事となる。しかし公爵令嬢は気に食わず、王立魔法図書館からの追放を言い渡す。公爵と平民ではどうしても逆らえないリリアナの元へ、おじいさんが現れると、その身を光の魔法が包み込んで――

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