鬼柳シンの小説一覧

小説家になろう

追放先を全力で豊かにすることにしました

第三王女ジナイダは、他の兄弟に比べて魔法に疎く、容姿も地味。しかし勉強と政治だけは飛びぬけて得意だった。しかし、それを疎ましく思った姉王女より 「あなたに仕事よ! あのみすぼらしい国を立て直して見せなさい!」 との名目で命令され、辺境の貧しい国へ追放された。しかし、ジナイダはめげずに真面目に取り組ん....
著者 : 鬼柳シン
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追放された聖女は一人呟く「もう絶対に戻りませんから」

「聖女エア・ホーキンスを民を偽った罪により国外追放とする!」  国王からそう告げられ、居並ぶ貴族から嘲笑の的となっていた元聖女エア・ホーキンスは、俯いて裁きに従うと答えた。エアを嫌う国王は「恨み言くらいは聞いてやるぞ?」と言うが、エアは即座に顔を上げ「いいえ、ございません」と跳ねのける。居並ぶ貴族た....
著者 : 鬼柳シン
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『急募、第一王子様の身の回りの世話をしてくれる方』

「このままだと本当に没落です……」  セリア・アーシヴルは、生家が没落の危機に扮していた。そんな時、『急募、第一王子様の身の回りの世話をしてくれる方』という知らせを受ける。『吸血鬼』や『暴君』と噂される第一王子の世話役という仕事だが、上手くいけば家を持ち直せる。セリアは家と領民を背負って第一王子の元....
著者 : 鬼柳シン
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婚約破棄された私を慰めてくれた方が、ヤンデレになって領地へ押しかけてきたのですが

 浮気性な第二王子から婚約破棄を言い渡された辺境伯爵令嬢のローズ。一人悲しみに暮れていると、見覚えのない美丈夫に慰められた。淡い恋心を抱くが、生家である辺境伯領に帰らなければならない。名も知らぬまま離れ離れになってしまった――と思っていたら、数日後になぜかデレデレどころかヤンデレになって押しかけてき....
著者 : 鬼柳シン
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雑用司書ですが、とんでもない方に見初められました~私、図書館のバイトですよ?~

「平民のくせに、この私の命令が聞けないの!?」  貴族御用達の王立魔法図書館にて、魔法の才能を認められたリリアナは特例として図書館司書見習いをしていた。公爵令嬢の嫉妬から来る嫌がらせに耐えながら、いつか国から認められた魔法使いになるために本を読む日々。そんなある日、老人が広い図書館の中で本を探して困....
著者 : 鬼柳シン
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処刑聖女は王子を待つ

 隣国との戦争の最中、聖女フィオナ・マーリエは国を支配しようとする一派によって処刑されようとしていた。しかし、フィオナは婚約者である第六王子のオルカを信じて、断頭台でも凛然としていた。その期待通り駆けつけたオルカだが、第一王子テルダンを王座に押し上げようとする急進派によって邪魔されてしまう。処刑の続....
著者 : 鬼柳シン
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男爵家を支えてきた私を売り飛ばすって正気ですか?

「お前を売れば金貨百枚になる。我が男爵家の面汚しが高値で売れるのだ」  男爵令嬢のエミリーには天才的な商才があった。しかし他の家族はとことん無能であり、いつもエミリーの足を引っ張っては、彼女のせいで商談が台無しになったと喚き散らす始末。挙げ句の果てに父は、エミリーを高額な結納金目当てに、老いた貴族の....
著者 : 鬼柳シン
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婚約者の浮気に耐えていたら思わぬお人に救われました

「泣いて喚いて領地に帰ってくれたら、僕としてもリアが婚約を破棄したって言い分が通るのにさ」 子爵令嬢のリアは、公爵家嫡男であるニクセリオと婚約した。両家の繋がりを深め、子爵領の銀鉱山の開拓を進めるための婚約であった。だが、この婚約に不満を持つニクセリオは、毎日のように別の令嬢へ愛を囁き、リアの悪口を....
著者 : 鬼柳シン