嘘告だと思い込んでたら本告でした

著者:家紋 武範

 平々凡々な高二の俺は、毎日を気配を消しながら隅っこで暮らす陰キャである。
 そんな俺が学校一の美少女である一條瑠菜に告白を受けた。
 何かの間違いと思っていたが、彼女の後ろにある大樹の影には、彼女の親友二人の姿がある。
 はっはーん。これは友だち同士の悪ふざけ、俗に言う「嘘告」! 許しがたし、この魔女どもめ!
 こうなったら、その嘘告を利用させて貰う。ズキューンと一條さんへキスをかまし、誰の目にもラブラブを見つけ、恋人の既成事実を作るのだ! それが嘘告への罰!
 いざ勝負だ! 一條瑠菜!

※「アルファポリス」にも掲載しています。

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