宝石の歌声を知る男装令嬢は、あやかし旦那さまに溺愛される。〜烏の執着心は幸せと安らぎに満ちていました〜

著者:石河 翠

華族令嬢として生まれた紫苑は、両親の思惑により嫡男として育てられた。家を継ぐべく頑張るが、年の離れた弟が生まれたことで用無しになってしまう。

その上両親は今さら紫苑が女だったと明かすことはできないと、下働きとして一生尽くすように言ってきた。

生家から逃げ出した紫苑は、帝都でも名高い宝飾店の工房で住み込みとして働くことに。実は紫苑には、宝石の歌声を聞く力があったのだ。

ところが横暴な父親が紫苑を連れ戻しにやってくる。抵抗する紫苑を助けてくれたのは、密かに心を寄せていた工房の主人。彼は紫苑のことを大切な婚約者だと言い……。

恋心を隠そうとする男装ヒロインと、彼女のことが大好きなあやかしヒーローの恋物語。

ハッピーエンドです。

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