これが『運命』じゃなくても

著者:月嶋朔

この世界では、必ず現れる背中の痣が対になっている相手を『運命の片割れ』と呼んでいる。だけど『片割れ』にはめったに出会えないため、ほとんどの人は『運命』ではない人と結ばれる。
* * *
私の婚約者の『運命の片割れ』が、隣国の皇族だった。隣国の皇族は『運命』と結ばれる事が絶対なので婚約は解消され、私は元婚約者の「従者」として隣国に付いていく事になった。
そこで待っていたのは、『運命の片割れ』じゃないけれど、ずっと焦がれていた人……。

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