【連載版】王子様に招待された結婚式でハブられたので帰ろうとしました

 綺羅びやかな披露宴会場。

 嘲笑。

 私の席にだけ無い椅子。

 殿下と公爵令嬢様の強張った顔を見て、私は微笑みを浮かべた。

 これから始まる、惨劇を予感しながら。

 これは王族と親交を持ってしまった平民の娘が、身分違いの友情を育みながら成長する、愛と勇気と希望の物語である〈嘘〉。

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