「私好きな人できたから、もう近づかないでね」
ずっとお世話をしてきた幼馴染に告げられた言葉。
大人しかった彼女は軽薄な男と付き合い始め、染められていった。
幼馴染はどんどんビッチになり果てていき、俺は蔑まれいつしか女性恐怖症になってしまった。
それから数年が過ぎた。
俺はブラック企業に就職した、幼馴染は誰の子かもわからない娘を放置して失踪した。
何故か近所のよしみで面倒を見続けた俺。
そして更に十数年が過ぎた。
「おじさんさぁ相変わらず一人でシコシコしてんの……」
ビッチの子はやはりギャルビッチになった。
ただ唯一違うところがあった。
「何なら私が童貞貰ってあげようか?」
この子は俺にとても優しい。
【駄目になったおっさんが癒されて前向きになっていくお話】
書き溜めがあるので毎日投稿します
10/22ジャンル別の日間で2位になれました。
物凄く嬉しいです、ありがとうございました。
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