おのまとぺの小説一覧

小説家になろう

今更魅了と言われても

ダコタ・ヒューストンには自慢の恋人が居る。彼の名前はエディで、同じ魔法学校の同級生だ。二人の交際三ヶ月記念日の日、ダコタはエディから突然別れ話をされた。 「悪かった、ダコタ。どうやら僕は魅了に掛かっていたらしい……」 ダコタがショックに打ちひしがれている間に、エディは友人のルイーズと婚約してしま....
著者 : おのまとぺ
小説家になろう

お飾りの妻からの挑戦状

公爵家から王家へと嫁いできたデイジー・シャトワーズ。待ちに待った旦那様との顔合わせ、王太子セオドア・ハミルトンが放った言葉に立ち会った使用人たちの顔は強張った。 「君はお飾りの妻だ。装飾品として慎ましく生きろ」 しかし、当のデイジーは不躾な挨拶を笑顔で受け止める。二人のドタバタ生活は心配する周囲....
著者 : おのまとぺ
小説家になろう

「君を愛することはない」と言われた公爵令嬢は思い出の夜を繰り返す

「君を愛することはない!」 鳴り響く鐘の音の中で、三年の婚約期間の末に結ばれるはずだったマルクス様は高らかに宣言しました。隣には彼の義理の妹シシーがピッタリとくっついています。私は笑顔で「承知いたしました」と答え、ガラスの靴を脱ぎ捨てて、一目散に式場の扉へと走り出しました。 え?悲しくないのか....
著者 : おのまとぺ