枝豆ずんだの小説一覧

小説家になろう

出ていけ、と言われたので出て行きます

「今すぐ出ていけ」と言われたらその通りにするべきだろう。 イヴェッタ・シェイク・スピア伯爵令嬢はこれまで言葉の裏を読む茶番に付き合って生きて来た。卒業式の後のパーティで婚約者であるウィリアム王子から突然婚約破棄を突き付けられ、自分の代わりに愛らしい男爵令嬢が殿下の結婚相手となるらしい。 先代国王から....
著者 : 枝豆ずんだ
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転生した薔薇の剣帝は英雄狂の愛娘

「お前の望んだ幸せなど一つも叶わぬ」 何度生まれ変わっても16歳の誕生日に死ぬ呪いをかけられて、3度目に生まれ変わったのは最初の人生の世界の16年後。 0歳児からスタートしたが、どうやら人身売買中。自分を買ったのは前々世で因縁のある英雄狂いの糞野郎。娘になったので、公爵令嬢になりました。え?お前、....
著者 : 枝豆ずんだ
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【読切】幽閉された悪役令嬢

王太子妃候補の令嬢の暗殺を企んだ悪の公爵令嬢ジリアンは、その企みを目前で阻止され、捕らえられた。公爵家の取りつぶしに、財産没収と嫉妬に狂った女一人の愚かな振る舞いで大貴族が消えたと人々は噂し合う。 街は王太子と命を救われた令嬢がめでたくご結婚されると華やぎ、誰もが二人を祝福している。 そんな中、捕ら....
著者 : 枝豆ずんだ
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【読切】悪役令嬢、物語の冒頭で死ぬ伯爵の未亡人になろうとしたのに、伯爵様が死にません。なんで?

自分が小説の中の悪役令嬢に転生したのだと気付いたマリーは、舞台である王都から遠く離れた伯爵家へ嫁ぐことを決意する。 物語の冒頭で一行で死亡が告げられた伯爵様の未亡人になってのんびり田舎暮らしを!!....
著者 : 枝豆ずんだ
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【読切】「聖女がいるからお前はいらない」と勇者の兄に捨てられた歌姫様は魔王様のお妃様

伝説の勇者を兄に持つセレンは、ある日突然兄が率いる勇者パーティから追い出される。 「王女であるマリアンヌが聖女として目覚めたので、歌姫の能力しか持たないお前はお荷物だ」 故郷に帰る路銀もなく途方にくれたセレンは「貴様が勇者か、今すぐ死ね」と魔王に襲撃され、咄嗟に子守歌で眠らせてしまった。....
著者 : 枝豆ずんだ
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金曜日の夜、騎士が玄関からやってくる

都内の賃貸住宅に一人住まいのさゆりは、毎週金曜日は必ず定時上がりを心がけていた。 帰宅して少し、インターフォンを鳴らす音がして、玄関前のモニターを映しても誰もいない。だけれど玄関をあければ、廊下ではない場所に、騎士がいつものようにすまなそうな顔をして立っている。 ※アルファポリス様にも掲載中です....
著者 : 枝豆ずんだ