真波潜の小説一覧

小説家になろう

『泥の血』ノア〜魔力無しとして農奴落ちとされた青年、世界唯一の『地脈使い』として王にのみ忠誠を誓う万能傭兵となる〜

魔力無しの烙印を押されたノア・ベイクスは、恥晒しと罵られベイクス公爵家を勘当される。 この国の貴族で魔法が使えない者は『泥の血』と呼ばれ、平民落ちとされる決まりもある。泥の血……つまりは、農作業位にしか使い道がないという意味だ。 勘当される事を国王に告げるため謁見した折に、国王はノアの才能に気付く。....
著者 : 真波潜
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『飯炊き女』と呼ばれている騎士団の寮母ですが、実は最高位の聖女です

ルーシーが『飯炊き女』と、呼ばれてそろそろ3年が経とうとしている。 王宮内に兵舎がある王立騎士団【鷹の爪】の寮母を担っているルーシー。 孤児院の出で、働き口を探してここに配置された事になっているが、実はこの国の最も高貴な存在とされる『金剛の聖女』である。 王宮という国で一番安全な場所で、更には周....
著者 : 真波潜
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【完結】私にだけ塩対応の婚約者にうんざりしたので、婚約破棄をしようと塩対応返しを始めたら

「今日も特別可愛いね、リネージュ嬢」 「おや、髪型を変えたのかい? 似合っているよ、フィナ嬢」 輝くプラチナブロンドに新緑の瞳の整った顔立ちで、挨拶がわりに学園の女生徒を口説いて(※褒めて)まわっているのは、グレース・ザルバン伯爵令嬢の婚約者、ドルマン・グレイ侯爵令息だ。 グレースの一つ下の妹、ヴ....
著者 : 真波潜
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【完結】周囲が皆、敵なのですが〜やさぐ令嬢と不良王子の勉強会〜

「ルシアナ、今日も綺麗だね」 私、ルシアナ・ユーグレイシアの朝はこの一言に始まる。 侍従長を務める伯爵のお父様、その後継として遠縁から引き取られたお義兄様、優しく穏やかなお母様、侍女、そして王立学園に行けば、登校中から教室に入ってまで。 見てくれだけを褒められ続けた結果、私の心は荒み、荒廃し、内心....
著者 : 真波潜
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私にだけ塩対応の婚約者にうんざりしたので、婚約破棄をしようと塩対応返しを始めたら

「今日も特別可愛いね、リネージュ嬢」 「おや、髪型を変えたのかい? 似合っているよ、フィナ嬢」 輝くプラチナブロンドに新緑の瞳の整った顔立ちで、挨拶がわりに学園の女生徒を口説いて(※褒めて)まわっているのは、グレース・ザルバン伯爵令嬢の婚約者、ドルマン・グレイ侯爵令息だ。 グレースの一つ下の妹、ヴ....
著者 : 真波潜
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【短編】断罪と婚約破棄……からの?!

王侯貴族の令息令嬢が通う王立学園の卒業パーティーにて、ユーグレース・ザイン伯爵令嬢は、婚約者のリンク・ユシュグライド第一王子に、キリアン・ルーチェ子爵令嬢を虐めたという虚偽の罪で公の場で断罪され、婚約破棄を申し渡される。 リンク殿下とキリアン様の周りには取り巻きのように控える騎士を目指す男爵令息、魔....
著者 : 真波潜
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【書籍化&コミカライズ】初級職【アイテム師】を追放したS級パーティの評判が世間で地に落ちているようだ〜騎獣から鍛冶屋に商店、冒険者ギルドや冒険者まで怒っていると聞いたが、アイテム腐らせてないよな〜

【書籍化】&【コミカライズ】決定しました!ありがとうございます! 告知が入らないので一部タイトルを削りました。 原題:『初級職【アイテム師】を追放したS級パーティの評判が世間で地に落ちているようだ ~騎獣から王宮、鍛冶屋に商店、冒険者ギルドや冒険者まで怒っているらしいと噂で聞いたが、まさかアイテム腐....
著者 : 真波潜
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【完結】名無し姫は札をめくる〜隣国の大使に見染められて二束三文で売り払われた所、大使は王太子だったようです〜

名前のない王女、それが私の呼称。名無し様、とか、名無し姫、とか呼ばれている。現在16歳。そろそろ婚約とか、世の中の令嬢は考える歳、だそう。 一人だけ離宮に住んでいて、趣味は流浪の民だった母の形見の札で行う札占い。 気紛れに手を出された母は私を産んで亡くなった。王は私に関心など無く、母も居ないので、....
著者 : 真波潜
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【書籍化】生贄第二皇女の困惑〜敵国に人質として嫁いだら不思議と大歓迎されています〜

【書籍化】決定しました!ありがとうございます!(2/19) クレア・フェイトナム第二皇女は、愛想が無く、知恵者ではあるが要領の悪い姫だ。 先般の戦で負けたばかりの敗戦国の姫であり、今まさに敵国であるバラトニア王国に輿入れしている所だ。 これは政略結婚であり、人質であり、生贄でもある。嫁いですぐに殺....
著者 : 真波潜
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美人の姉が嫌がったのでどう見ても釣書が白豚の次期伯爵に嫁ぎましたところ

「私がほんとは行きたかったのよ? でもね、どうみても釣り合わないの。だから貴女がいってちょうだい、きっとお似合いよ」 姉のカサブランカと両親に押し切られ、私は騎士団帰りと言われる次期伯爵家に見合いもなく身代わりとして嫁ぐことになった、ミモザ。ノートン子爵家の次女、花もはじらうどころか人見知りの引き....
著者 : 真波潜