なるえ白夜の小説一覧

小説家になろう

お聞きしても宜しいでしょうか?

 婚約を視野に入れた、お茶会の席。  貴族の娘たる者、いつか私の意志は関係なく婚約して嫁ぐこときなるのは分かっておりました。  そう、頭では分かっていても、心が付いてきませんの――――  私、思い切ってみようと思いますわ。 「お聞きしても宜しいでしょうか?」....
著者 : なるえ白夜
小説家になろう

王太子殿下は、婚約者にべた惚れ!

 王太子に横恋慕した令嬢は、王太子に猛アピールをする。  しかし、王太子は婚約者の令嬢に首ったけである。  不仲との説が流れて久しいというのに、どういう事なの?!....
著者 : なるえ白夜
小説家になろう

どなたの入る隙間もございませんわ

 卒業を控えた、夜会の一日目。  王太子殿下に愛されているのは自分というご令嬢の、殿下の婚約者である私への『断罪』なる物が行われましたの。  証拠は?  殿下のお気持ちは?  私はそれらに一切、身に覚えがございませんわ。 ....
著者 : なるえ白夜
小説家になろう

伯爵令嬢は男爵令嬢となり、やがて王妃となる

 昨日まで伯爵令嬢だった私は、今日からは男爵令嬢。  理由は簡単。お父様が領地経営に失敗したから。伯爵領は奇跡的に買い手が付き、負債がなくなったのは幸い。  伯爵令嬢ではなくなったけれど、お父様は男爵領も拝領していて、こちらは残っていたの。 だから、今日からは男爵令嬢になるのよ。  今まで男爵....
著者 : なるえ白夜