どなたの入る隙間もございませんわ

 卒業を控えた、夜会の一日目。

 王太子殿下に愛されているのは自分というご令嬢の、殿下の婚約者である私への『断罪』なる物が行われましたの。

 証拠は?
 殿下のお気持ちは?

 私はそれらに一切、身に覚えがございませんわ。

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