喜楽直人の小説一覧

小説家になろう

イヴェット・ペルティエ侯爵令嬢は、嘘告を絶対に許さない

借りていた本を学園の図書館へ返しに行こうとしたイヴェットは、虐め現場かもしれない場面に行き当たる。 持ち前の正義感に溢れたイヴェットは、教師に報告する必要があるか自分で確かめようとした。 すると、意地わるそうな声は、なんとイヴェットを名指ししたのだ。 「あはは。お前の負けだな。敗者であるお前は、今....
著者 : 喜楽直人
小説家になろう

この恋を忘れたとしても

卒業式の前日。寮の部屋を片付けていた私は、作り付けの机の引き出しの奥に見覚えのない小箱を見つける。 ベルベットのその小箱の中には綺麗な紅玉石のペンダントが入っていた。 ....
著者 : 喜楽直人
小説家になろう

幼馴染み同士で婚約した私達は、何があっても結婚すると思っていた。【レオン視点加筆】

領地が隣の田舎貴族同士で爵位も釣り合うからと親が決めた婚約者レオン。 学園を卒業したら幼馴染みでもある彼と結婚するのだとローラは素直に受け入れていた。 しかし、ふたりで王都の学園に通うようになったある日、『王都に居られるのは学生の間だけだ。その間だけでも、お互い自由に、世界を広げておくべきだと思う』....
著者 : 喜楽直人
小説家になろう

王城の廊下で浮気を発見した結果、侍女の私に溺愛が待ってました

上級侍女のシンシア・ハート伯爵令嬢は、婿入り予定の婚約者が就職浪人を続けている為に婚姻を先延ばしにしていた。 「彼にもプライドというものがあるから」物わかりのいい顔をして三年。すっかり職場では次代のお局様扱いを受けるようになってしまった。 この春、ついに婚約者が王城内で仕事を得ることができたので、こ....
著者 : 喜楽直人
小説家になろう

祝福の鐘が鳴る

ある日、リタは自分が侍女の足をヒールで踏み抜いて骨折させてやろうとしていた時、前世を思い出した。日本という国で生きていた前世に読んだ小説の世界に出てくる悪役令嬢そのままの自分に驚き、それを覆そうとするがどうしても上手くいかない。むしろ自分の味方になる筈の存在まで敵対させる始末。 すべてが嫌になったリ....
著者 : 喜楽直人
小説家になろう

だってお顔がとてもよろしいので (旧題「だって、顔がいい」)

領地に銀山が発見されたことで叙爵されたラートン男爵家に、ハーバー伯爵家から強引な婿入りの話がきたのは爵位を得てすぐ、半年ほど前のことだった。 しかし、その婚約は次男であったユリウスには不本意なものであったようで、婚約者であるセリーンをまったく顧みることはなかった。ついには、他の令嬢との間に子供ができ....
著者 : 喜楽直人
小説家になろう

戦乙女が望んだ人は、厨房係で偽名の男。

10年以上にも渡る長い戦争は、ヘルイム王国の勝利で終わった。 勝利の立役者としてリンデは国王陛下から褒賞として王太子との結婚を提案されるもあっさりとそれをスルーして、嬉しそうに自らの望みを口にした。 「ありがたき幸せ。是非、陛下のお言葉に甘えさせて戴きたいと思います。是非、未来の伴侶として、厨房係の....
著者 : 喜楽直人
小説家になろう

その希望は、神に届かなかった

あるひとりの令嬢が、願った希望は叶わなかった。 そうして、その令嬢へ婚約破棄を告げた王太子は、自ら望んだ少女をその腕にすることが叶い、人生最良の日を寿いだ。 ※『約束の、破滅の日』後日譚です。こちらをお読みになってからご覧ください。堂々と「続きはありません」と言い張ってスミマセンでした。あの時は本....
著者 : 喜楽直人
小説家になろう

約束の、破滅の日

ある日、リタは自分が侍女の足をヒールで踏み抜いて骨折させてやろうとしていた時、前世を思い出した。日本という国で生きていた前世に読んだ小説の世界に出てくる悪役令嬢そのままの自分に驚き、それを覆そうとするがどうしても上手くいかない。むしろ自分の味方になる筈の存在まで敵対させる始末。 すべてが嫌になったリ....
著者 : 喜楽直人
小説家になろう

婚約阻止から始める乙女ゲームの攻略について

侯爵令嬢リア・デールは王太子殿下の婚約者になる為に生まれてきたのだと言われそのつもりで生きてきた。 しかし、当の王太子と二人きりで行われたお茶会の席で衝撃的な言葉を言われてしまう。 「私は、リア嬢を私の婚約者として相応しくないと思っています」 ....
著者 : 喜楽直人