小説家になろう 元悪役令嬢はティータイムに笑む 私はあの日、婚約破棄された令嬢の元を訪ねた。 彼女は春の日差し差し込むサロンで、ティーカップを傾けながら笑った。 「あら、まさか貴方が客人だとは」 「それで、なんの御用向き?」 私は問う。あの日の婚約破棄の真実を。.... 著者 : 早川隣 2022.08.03 小説家になろう