柴野いずみの小説一覧

小説家になろう

姉に聖女の座も婚約者も奪われた妹は国を出る 〜隣国でひっそり旅の治癒術師をしていたら、若き国王に見初められました〜

「今までずっと僕を騙していたな、マティルダ! 真の聖女であるマーシーを虐げ、己が偽聖女ということを隠していたのだと聞いた。これは断じて許されることではない! よって、婚約を破棄する!」 ――姉妹仲は悪かったが、まさかここまでやられるとは思わなかった。 美しいがただそれだけ、わがままな姉のマーシーに....
著者 : 柴野いずみ
小説家になろう

いいですか旦那様、白い結婚からの溺愛なんていうものはですね、恋愛小説の中だけのお話なのですよ?

 貴族令嬢たちが好む恋愛小説の中では、白い結婚からの物語が大流行中。  政略結婚で嫁いできたヒロインのことを色々と誤解し、「きみを愛することはない」と言ってから彼女の真実を知って溺愛するようになり、ハッピーエンド。  貧乏な男爵家に生まれたロシーヌもそのような物語を読んではいたけれど、まさか己の身....
著者 : 柴野いずみ
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彼女が地味メガネ女なわけがない! 〜片想いしている侯爵令嬢が婚約破棄され王子に罵倒されていたので、彼女の素晴らしさを教えてやった〜

「ブリトニー・クオツォール! お前との婚約は破棄するッ」 とある夜会にて、地味で頭でっかちだからという理由で王太子コンラッドから婚約破棄を告げられてしまった侯爵令嬢ブリトニー。 伯爵家の次男に過ぎない俺は長年彼女に片想いしており、彼女が貶められていることを見ていられなくなって王太子に向かって異議の声....
著者 : 柴野いずみ
小説家になろう

捨てられ勇者は国王の首を叩き斬る 〜裏切り者への復讐を〜

 魔王退治の旅を共にしていた仲間であった聖女、女戦士、女魔法使いの三人に、魔王討伐の後に魔物の餌にされ捨てられた勇者であるバーナード。  王女でもある聖女のシンディとは婚約をしていたし、女戦士ドリスにも女魔法使いのレインにも好かれているはずだった。しかしそれは全て国王の策略で、魔王討伐の後に国への脅....
著者 : 柴野いずみ
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婚約破棄された悪役令嬢の白い結婚 〜溺愛は不要ですよ、王弟殿下〜

 悪役令嬢。  子爵令嬢の企みによってそう呼ばれるようになった侯爵令嬢ジャネット・デイヴィス。  彼女は婚約者であった第一王子から冤罪で婚約破棄をされ、代わりに王弟殿下と婚約することになる。 「貴女を愛することはない」 「承知しました、王弟殿下」  妃教育に社交にと厳しい生活から一転、何もしないでい....
著者 : 柴野いずみ
小説家になろう

わたくし、やられっぱなしは嫌いですので 〜悪女の汚名を着せられた公爵令嬢は聖女の真実を暴く〜

 公爵令嬢プリシラ・クリムゾンは、王立学院で知り合い友人となった聖女のセーラによって悪女の汚名を着せられ、婚約者である第二王子の心を奪われて婚約破棄されてしまう。  『社交界の華』と呼ばれていたのが一転、稀代の悪女として陰口を叩かれるようになってしまったプリシラ。しかしその程度ではへこたれず、自らを....
著者 : 柴野いずみ
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王太子殿下に婚約破棄され、第二王子殿下に求婚され新たに婚約者になりましたが……

 とある夜会にて突如、婚約者であった王太子エリオットに婚約破棄を告げられた公爵令嬢クロディーヌは、その直後に第二王子ジャレットからの求婚を受ける。 「ずっとあなたを愛していました。僕と結婚してください」  それを受け入れ、新たにジャレット王子の婚約者となったクロディーヌ。しかしそれは全てクロディーヌ....
著者 : 柴野いずみ
小説家になろう

虐げられフェレット伯爵令息は公爵令嬢のお気に入り 〜サクッと婚約破棄を終わらせた転生公爵令嬢、キュートなもふもふフェレットを溺愛します〜

 八歳の時、ふと自分が前世にちらっと読んだ恋愛漫画の世界に転生したと気づいた公爵令嬢ルクティア。  どうやらこのままでは王子に婚約破棄され国外追放されるらしい。……が、彼女は正直そんなことはどうでも良かった。王子との婚約破棄という面倒ごとをさっさと済ませたルクティアが隣国に向かう馬車の途中で拾ったの....
著者 : 柴野いずみ
小説家になろう

お義姉様、私は貴方をいじめておりません! 〜嘘吐き義姉に破滅させられそうで困ってます〜

 私ことローニャの義姉、ベレニスは昔から虚言癖があった。  私が伯爵家の後妻の娘として伯爵家に行くなり、「ローニャが私をいじめてくる」と事実無根のことを言ったり、叩かれてもいないのに「お義母様に暴力を振るわれた」と訴えたり。  彼女がどういうつもりかはわからない。ただ嘘吐きだというのは事実。  そん....
著者 : 柴野いずみ
小説家になろう

婚約破棄され追放された伯爵令嬢、祖国を売ります 〜今更過ちに気づいても手遅れです〜

とあるパーティーにて。 伯爵令嬢ソニア・ルーベントは王太子ティモシーから婚約破棄を告げられ、男爵令嬢を暗殺しようとしたとして追放されてしまう。 貴族令嬢でなくなり、このままでは明日命があるかもどうかわからないという状況に陥ったソニアだったが、彼女は少しも気落ちすることはなかった。 そしてソニアが向か....
著者 : 柴野いずみ