秋雨ルウ(レビューする人)の小説一覧

小説家になろう

拝啓、元聖女のお姉さまへ

私はこの薄暗い部屋が嫌いだ。だが何としてでも聖女にならなくてはならなかった。何故ならば。 「……殿下の正妃になる夢、まだ諦めていないのね」 そう、エッケハルト第一王子の正妃になるため。聖女であることが絶対条件である以上、お姉さまから継承して頂くより他に無いのだ。……ただし殿下をお姉様から奪いたい....
著者 : 秋雨ルウ(レビューする人)
小説家になろう

白馬の王子様を愛でたくて

白馬に乗った王子様が迎えにやってくるなんて、使い古された物語だ。それでも子供の頃の私はそれを心から信じていた。 しかし15歳になるまでそんな夢を盲信し続けることは難しい。実際私も、周囲の容姿端麗なクラスメートに囲まれてても「誰が私の王子様かな」だなんて思う事はなくなっていた。 その代わり。 「....
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チート主人公が遺した娘の話

その娘は、迷いの森の奥に住んでいた。森へ迷い込んだところで彼女に助けられた俺は、やがて彼女の出生の秘密に辿り着く。 「ま、魔法、です。お、お父さんが、内緒にしなさいって言ったんです。そ、それで、私……」 柔らかく笑う少女の顔は、息を呑むほど美しい。 ああ、なんということだ。この可憐で、可愛らしく....
著者 : 秋雨ルウ(レビューする人)
小説家になろう

お望み通り悪役令嬢になりましたのに

「――それで用件だが、王子様曰く、過去に遡って君の学園での横暴な振る舞いを謝罪し、現王妃候補の前で跪けば身分の返還を――」 「そんなことを聞きたいわけじゃない」 彼女の目に剣呑な、昏い光が宿った。まさかこのチリチリする気配は殺気だろうか。公爵令嬢としての気品と同時に殺気を浴びた俺は、不覚にもその....
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小説家になろう

間違いに気づいた時には全部手遅れだった幼馴染の話

僕は特別潔癖でもないが、いじめだとか、いじって遊ぶだとか、そういうことで楽しむ輩は昔から大嫌いだった。だから昔から仲がいいと思っていた幼馴染が内心では僕の事を見下していて、嘘告のいじり相手としか見ていなかったことがショックだった。 ネトゲ友達にその事を愚痴っていた僕。その時、友達のアキラがした提案....
著者 : 秋雨ルウ(レビューする人)
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魔力喰らいの元悪役令嬢は余生を"最後の魔王"として暮らしたい

とある辺境伯に仕えるメイドは、触れた相手の魔力を生命力ごと吸い取ってしまう体質に悩まされていた。一方の辺境伯もまた有り余る魔力を制御できず日々消耗していた。伯爵の魔力調整に協力することを条件に雇用契約を交わしたメイド。しかしその特殊な体質と生い立ちは、彼女の人生を平坦なものにしてくれなかった。 「や....
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よろしい。ならば合コンだ。〜聖女追放を回避せよ〜

かつて有能な職員を次々退職させた王国は、彼らから「もう遅い!」と言われて危機に瀕した。なんとか追放者を取り戻して立て直しつつあったのに、今度は王子様が「聖女との婚約を破棄する!」と言い出して…!? 「よろしい。ならば研修だ。~もう遅いと言われないために国務大臣の私が肌を脱ぐ~」の続編に当たります。....
著者 : 秋雨ルウ(レビューする人)
小説家になろう

真実の愛などと笑わせますわ

ライナス・フォン・デュラン第一王子が急に婚約者を蔑ろにし始めたのは実に御年15歳の頃。成人を迎え、学園に入学した年。 その日、学園の教室で、二人のやんごとなき身分の男女が向かい合っていた。その一人は私なんですけどもね。....
著者 : 秋雨ルウ(レビューする人)
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片思いのエキスパートは寝取られ幼馴染を支えたい

何故か付き合う女の子が全員寝取られてしまう幼馴染。私は彼に物心つく頃から片思いしていた。女の子と見られていない私は恋愛相談に乗らされていたのだが、その日は彼からおかしなお願い事をされてしまう。 「睦月!俺に付き合ってくれ!俺と付き合うとどうして浮気したくなるのか、浮気したくなった時に教えてくれ!お前....
著者 : 秋雨ルウ(レビューする人)
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人類の敵となった俺の子育て日誌

魔王を倒した勇者様に随行する騎士だった俺は、崩壊する魔王城から逃げる途中で大穴に落ちてしまった。 そこで俺は、魔王が真に護ろうとしていたもの…魔王の娘と出会ってしまった。 妻と息子を魔族に殺された俺は、目の前の赤ん坊を殺そうとするが…。 2/5 どうもまともに魔法や剣で戦闘しなさそうな気配なので、....
著者 : 秋雨ルウ(レビューする人)