空木の小説一覧

小説家になろう

王国一のおしどり夫婦の末娘は法を好んでやまない

 王国一のおしどり夫婦として知られるバールケ伯爵夫妻。彼らの末娘であるユリアーナは物心がついたころにはルールや決まりごとが好きで仕方がなかった。ルールは彼女を守ってくれる。そのことに気が付いた彼女は、法律に興味を持ち、その力を借りながら周りの人々を守ろうとする。やがて、最年少、女性初の文官となり、忙....
著者 : 空木
小説家になろう

婚約者は不義の子と噂されていますが、私は彼と共に歩みましょう

「ツェツィーリエ。お相手は、タールベルク侯爵家のご子息、フェリクス・タールベルク様だ」  子爵家の令嬢として育ったツェツィーリエに、ある日、格上の家からの縁談が舞い込んだ。困惑しながらも、顔合わせのために侯爵邸を訪れてみれば、現れたのはひどく怯えた様子の令息だった。次第に、彼が不遇な扱いを受けてい....
著者 : 空木
小説家になろう

地味顔悪役令嬢?いいえ、モブで結構です

 私、先ほど死んだはずでは? これが流行りの転生というものですか。随分と興味深い経験ができているようで少し感激していますね。え? これは、乙女ゲームの世界で、私は地味顔の悪役令嬢? 主人公をいじめず、破滅フラグを回避しろ? 知りませんよ、そんなこと。私はモブで結構です。それよりも、乙女ゲームの世界っ....
著者 : 空木
小説家になろう

婚約破棄された余り者どうし結婚しましたが、想像以上に幸せです

「悪いが、君との婚約は破棄させてくれ」  見た目も能力もすべて平凡、特徴らしい特徴のないエミーリアは、婚約者であるレオンハルトに婚約破棄を突き付けられた。彼の隣には、美しい令嬢のマリアンネが寄り添うように立っていた。  失意の中、夜会から抜け出して馬車を待っていると、彼女の前に、同様に婚約破棄さ....
著者 : 空木