赤いりんごの小説一覧

小説家になろう

美人な姉と『じゃない方』の私

私には美人な姉がいる。 周りからは美人じゃない方の妹と呼ばれた。 両親も、友達も、彼氏でさえも。 みんな姉を好きになる。 書き直しました。....
著者 : 赤いりんご
小説家になろう

あなたがその子を選んだの。私ではない私を選んだの。

子爵令嬢のバネッサは、仲のいい男爵令嬢のケリーが、自分とお揃いのものを持ちたがる事が嬉しかった。ケリーを妹のように感じていたのだ。 可愛いと思っていたのに、ちょっとした違和感がきっかけで、嫌だと感じるようになった。 ケリーは私に憧れてくれているのよ。 そう思っていた。 でも、本当にケリーがしたかった....
著者 : 赤いりんご
小説家になろう

もうあなたを待ちません。でも、応援はします。

私は同じ孤児院で育ったスコットと付き合っている。 騎士になると決めて王都に旅立った彼を応援していた。 遠征に行って一年一回しか会えなくて、気付けば周りの子たちは結婚してる。それでも待ち続けた。 ある時スコットの寝言を聞いてしまう。 ベスって誰なの?スコットは浮気してるの? 私はもう、あなたを待ちま....
著者 : 赤いりんご
小説家になろう

真実の愛のお相手様と仲睦まじくお過ごしください

「私には真実に愛する人がいる。私から愛されるなんて事は期待しないでほしい。」 冷たい声で男は言った。 伯爵家の嫡男ジェラルドと、同じ伯爵家の次女マーガレットが、互いの家の共同事業のために結ばれた婚約期間を経て、晴れて行われた結婚式の夜の出来事だった。 「真実の愛のお相手様と仲睦まじくお過ごしください....
著者 : 赤いりんご