あなたがその子を選んだの。私ではない私を選んだの。

子爵令嬢のバネッサは、仲のいい男爵令嬢のケリーが、自分とお揃いのものを持ちたがる事が嬉しかった。ケリーを妹のように感じていたのだ。
可愛いと思っていたのに、ちょっとした違和感がきっかけで、嫌だと感じるようになった。
ケリーは私に憧れてくれているのよ。
そう思っていた。
でも、本当にケリーがしたかったことは…

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