雨宮うりの小説一覧

小説家になろう

夫婦喧嘩は犬も食わない?

ラーシュ・オルフ・ヴァルフェルデは、フェルドの若き領主である。 彼は今、大変な窮地に立たされていた。 それは、愛してやまない妻との、夫婦喧嘩、である。 「こだぬきと領主さまの物語」二人の日常のお話です。 ....
著者 : 雨宮うり
小説家になろう

料理人の溜息

俺の勤めている屋敷には狸がいる。ふっさふさの毛玉のような子狸である。 誰かの手伝いをしている姿は大層可愛らしいのだが、一つ問題があって……。 「こだぬきと領主さまの物語」の日常の一コマを領主さまのお屋敷の使用人たちの視点でお送りします。....
著者 : 雨宮うり
小説家になろう

世は全て事もなし

ここは、湖と緑豊かな、女神さまの御座す国。 女神さまの里帰り中、白い獣は暇を持て余し、ほんの少しの好奇心で水面を覗きました。 そこに映るは子狸と堅物の領主様。 これは、彼らの穏やかなで、ちょっぴり間の抜けた日常模様。....
著者 : 雨宮うり
小説家になろう

訪うは雪待の月に

これは女神さまのいらっしゃるお国の領主さまと彼に恩返しをしに来た子狸の物語。 領主様のお屋敷に、降雪が連れてきたのは、丸い二つの影でした。 窓の外、庭に転がる影たちの来訪の目的は? いつも呑気な子狸さんの、ちょっぴり切ないお話です。....
著者 : 雨宮うり
小説家になろう

こだぬきの届け物

ここは、湖と緑豊かな、女神さまの御座す国。 女神さまに助けられ、領主さまと恩返しをしに来た子狸は心を通わせるようになりました。 年の瀬も迫り、王様に呼ばれてお城に行ってしまった領主さま。子狸は領主さまが居なくて寂しくなってしまいます。 そんな狸を、使用人たちが放っておくはずもなく、子狸は領主様のもと....
著者 : 雨宮うり
小説家になろう

こだぬきと領主さまの物語

木の枝から降りられなくなった子狸を助けてくれたのは、まだ年若い領主さまでした。 お礼をしようと奮闘する狸ですが、失敗ばかり。 そんな時、女神さまがちょっとだけ力を貸してくれることになりました。 ほのぼのとした童話風のお話です。 ....
著者 : 雨宮うり
小説家になろう

侍女はみた

 彼女の勤める王宮には、和める狸がいる。  ぷりぷりのお尻と箒みたいな尻尾の可愛い子狸である。 「こだぬきと領主さまの物語」の日常の一コマを王宮の使用人たちの視点でお送りします。....
著者 : 雨宮うり
小説家になろう

うちの子(狸)知りませんか?

これは女神さまのいらっしゃるお国の領主さまと彼に恩返しをしに来た子狸の物語。 新年を王宮で迎えた領主さまと子狸。お仕事も終わり、そろそろ領主様の屋敷に戻ろうかと、そんな話をしていた年始めのことです。 大変な事件が起きました。 子狸が行方不明になったのです。 ※こだぬきと領主さまの物語の続編です。....
著者 : 雨宮うり