海の藻屑になるには、まだ早い

クラゲしかいない海辺の小さな加住水族館は、老朽化による入場客減少で夏一杯での閉鎖に追い込まれていた。

パリから夏の間だけ戻ってきた副館長の息子・怜音は、幼い頃から水族館に通い続ける少女・海月と共に、もう一度水族館の再生を願い奮闘するが……。

恋も僕らも揺蕩うだけじゃもう終われない。
大人たちも巻き込んで繰り広げられる、加住水族館、最後の夏の行方は。

https://estar.jp/novels/25531060に大幅に加筆修正を加えたものです。

表紙絵 ミズターイトウ様 https://estar.jp/users/136654600

137P 和月様撮影ギヤマンクラゲ https://estar.jp/pictures/23627418

10/2公開
12/1完結

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