東京湾の夜景、タワーレジデンスの最上階、ダイヤの指輪。
完璧なシチュエーションでのプロポーズ。
しかも、相手はずっと片思いしていた相手。
こんなうまい話、あるわけがない。
そう思っていたら、やはり彼には目的があった。
「今すぐにでも、きみとの子が欲しい。
一緒に住み始めたらすぐに妊活に入ろう」
彼が欲しかったのは、私ではなく跡継ぎだった。
それがわかっていてもなお、
私は旦那様が大好きなのです――。
2021.6.2 start
大好きな旦那様～たとえ子作り婚だとしても～
エブリスタ
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