無能は不要だと言われて追放された最弱魔術師、実は《時空魔術》の才能を持つ最強魔術師だった 〜奈落の底で覚醒した世界最強の時空魔術師は、王女の護衛となって学園で無双するようです〜

著者:浮島悠里

「貴様には……失望した」
 魔術の名門、オルブライト公爵家に生まれた少年、アーク・オルブライト――将来を渇望されていたはずの彼は、魔術の才の欠落を理由に家族から追放され、奈落の底へと落とされてしまう。しかしアークは何とか生き延び、奈落の底で出会った魔女によって真の力――最強の魔術『時空魔術』の才能を見出される。
 魔術を使えないがゆえに追放されたはずのアークは、最強の魔術師として覚醒すると、奈落から抜け出し、美しき王女の護衛として学園へ赴く。そこにはかつての兄弟の姿もあった。アークは時空魔術師としての力で王女の信頼を獲得しつつも、自身を蔑み、追放したかつての家族すらも見返していく。
 これは、無能ゆえに追放されながらも奈落の底から這い上がり最強に至る、一人の魔術師の物語。
 ※この作品は『小説家になろう』様でも投稿しています。

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