美少女テロリストたちにゲッツされました

著者:鏡銀鉢

 主人公は異世界転移に憧れるラノベオタクの高校生、高橋翔太。
 修学旅行中、美少女テロリストたちの手により、飛行機がハイジャックされてしまう。
 そして、逃げ遅れた翔太は、彼女たちの祖国、パシク王国へ拉致られる。
 パシク政府が助けてくれると期待するも、クーデターにより、国はテロリストたちに乗っ取られ絶望。
 ところが、脳筋すぎるテロリストたちは問題だらけの国家をまともに運営できなかった。
 テロリストたちのご機嫌を取り、日本に帰してもらうべく、翔太は異世界転移系ラノベで得た知識であらゆる社会問題を解決する。
 しかし、翔太が活躍すればするほど気に入られ、美少女テロリストたちから仲間として扱われ、みるみる日本が遠ざかっていく。
 「同士よ! 共にこの国を救おう!」
 「我らは一生あなたについていきます!」
 「新リーダーばんざーい!」
 「いやだあああ! 俺は日本に帰るんだぁあああああ!」
 美少女テロリストたちと共に始める発展途上国開拓コメディ、ここに開幕!
※※ 著者紹介 ※※
 鏡銀鉢(かがみ・ぎんぱち)
 2012年、『地球唯一の男』で第8回MF文庫Jライトノベル新人賞にて佳作を受賞、同作を『忘却の軍神と装甲戦姫』と改題しデビュー。
 他の著作に、『独立学園国家の召喚術科生』『俺たちは空気が読めない』『平社員は大金が欲しい』『無双で無敵の規格外魔法使い』がある。…続きを読む

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