彼氏のフリを頼まれたら、いつの間にか本当の恋人になっていた件

著者:紫ユウ

友達もいる。仲のいい幼馴染達もいる。
そんなごく当り前な高校生活を東条樹は送っていた。
ある日、学校一の美少女である錦瑠菜から“ある意味”熱烈なアプローチを受け半ば無理矢理に“恋人のフリ”をすることになる。
それは半年の間、恋人として生活するというものだったのだが……。
「距離がなんか近くない?」
「仕方ないよ。だって恋人だから」
「いや、だからって抱きつくのは違くないか?」
「樹ならいい……」
「本当に“フリ”なんだよね!?」
戸惑いながらも偽の関係は始まっていく。
これは誤解を生み続けるマイペースな女の子と事なかれ主義になっていた男の子が心を通わせ……。
偽の関係から本当の恋人になってゆく――そんなお話です。
※一話が長めなので、コツコツと投稿していきます。

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