シリアスの小説一覧

小説家になろう

二度目の人生に、愛はいらない。もう、すべての愛は捧げてしまったから

わたしにとって、二度目の人生がはじまった。 周囲から軽んじられ、命を絶ってしまったリナリアとして。 大丈夫、亡くなったリナリアの代わりに、しっかり生きるから。 ――だけど、愛はもういらない。わたしの愛はもう、すべて捧げてしまったから。 ....
著者 : なかしまえり
小説家になろう

私を愛する気はなくて結構です。だからどうか、お幸せに

「君を愛することは出来ない」  婚約者となったエリゼオにそう告げられたクラリーチェは、僅かに目を開いてから笑みを深めた。 「構いません。半年後に愛していただけるなら」  ――だって、貴方と幸せになるのは私じゃないから。私は、大切な二人がずっと幸せでいてくれることが大事で、その為にこの命をかける....
著者 : 新井福
小説家になろう

「お前を愛する事はない」と初夜で言われた伯爵令嬢、嫁ぎ先の大公殿下は変人と噂だったけど本当に変人だった的な話

カーチャは、伯爵令嬢なのに王太子の婚約者に指定された。 しかし、卒業式に婚約破棄をされ。 王妃教育を受けたのだから王族としか婚姻できないと、王太子から見て伯父の後妻に入るように王命が出た。 初夜の日に、夫婦共同の寝室に向かうが・・・・ ....
著者 : 山田 勝
小説家になろう

私がいなくなってからのお話

十年前、不幸な事故により婚約者フレーシアがサシュティス王太子の前から姿を消した。 それを機に、優秀な貴族が次々に城から立ち去ってしまう。 ゴロッシュ国の王族、ただ一人の世継ぎとして何をしても許される立場にあったサシュティスは、周囲を不幸にしながらも改心することなく、己の現状に不満を抱きながら過ごして....
著者 : 白まゆら
小説家になろう

悲しくて仕方がない

 キャロラインは田舎から出てきてパン屋で働いていた。可愛さと愛想の良さで看板娘と呼ばれお客の人気も高い。騎士のカイトもキャロラインに惹かれる一人だったが、アプローチは中々進まなかった。ガードの固いキャロラインと恋人になれたのは一年も過ぎた頃だった。 漸く手を繫いでデートが出来るようになりキスまでする....
著者 : もも
小説家になろう

<お飾りの妻>たち

「私たちは最初からお飾りの妻でしょう?」 そんな言葉を伯爵夫人デイジーに平然と放ったのは、彼女の対面に座る侯爵夫人モニカだった。 貴族としての体面を保つための策略により<お飾りの妻>に据えられた二人の女性、モニカとデイジー。 同じ立場でも、それぞれに考えや想いを持っていて、同じ結末にはならない....
著者 : 高瀬海之
小説家になろう

婚約破棄された公爵令嬢は拍手喝采する

卒業の祝宴で突然王子に婚約破棄をされた公爵令嬢エフェリーンはあまりの嬉しさに拍手を送る。いつもは澄ましていた彼女のあどけない喜びに、うろたえる人々。断罪しようと用意していた冤罪はかける事すら出来ずに立ち消えた。 そこへ現れる王弟殿下による逆の断罪。 ....
著者 : ひよこ1号
小説家になろう

いつも「死ね死ね」言ってくる幼馴染の前で本当に死んだら、めちゃくちゃ泣かれた話

 俺には小さい頃から大好きな女の子がいる。  その子はまゆりといって、昔はよく一緒に遊んでいた可愛い幼馴染だ。もっとも高校生になった今は、まったく遊ばないどころか、毎回会うたびに「死ね」って言われてしまうけども。  そんなある日、いつものようにまゆりの後ろを追いながら一緒に登校していた中、居眠り運転....
著者 : 十日兎月
小説家になろう

悪役令嬢に転生したので婚約者の運命を原作改変しまくります

愛する婚約者のため、原作改変しまくる悪役令嬢のお話。 ざまぁなしの大団円。 ご都合主義のハッピーエンド。 アルファポリス様でも投稿しています。....
著者 : 下菊みこと
小説家になろう

あの娘が平民でさえなければ…

年の瀬を迎えた王都のある夜、貴族の子弟らが集まる宮廷のサロンにて、複数の男女が刺されるという事件が発生した。 報せを受けた衛兵らが駆けつけたところ、血だまりに沈んだ被害者らの前に、ナイフを手に佇むひとりの女を発見した。 目撃者からの聴き込みによって、被害者のひとりは国の第二王子と発覚。 女を事件の犯....
著者 : 囹圄