中世の小説一覧

小説家になろう

幽霊令嬢の最後の恋

ずっと昔、ある令嬢が階段から突き落とされて亡くなりました。しかし令嬢の遺体は、王宮の東の庭園にある暁亭と呼ばれる四阿に吊るされたのです。 彼女の魂はそこから離れられなくなり、いつしか暁亭には令嬢の幽霊が出ると噂されるようになったのです。 話はその幽霊となった令嬢が語ります。 ※悲恋ではなく、ハッピー....
著者 : ざんく
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追放された聖女は、それでも剣を手に取るようです

剣と魔法と信仰の国、メナス神聖国。 七つの聖女が国と信仰を守るこの宗教国家で、一人の聖女がその身分を剥奪された。 「『剣』の聖女、ソーニャ・フォン・マイネンシュトシュ……貴殿の聖女認定を取り消し、国外追放処分とする!」 その追放の理由は、ソーニャが新たに開発した『祈りの剣技』の技術を危険視されたため....
著者 : しんこせい(『その亀、地上最強』第二巻9/15発売!)
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お色気担当の姉と、庇護欲担当の妹に挟まれた私 【コミカライズ配信中】

ファミーユ王国と言う国に、マルティネスと言う名の子爵家があった。領地もなく、末端貴族の子爵家には、三姉妹の娘がいる。次女として生まれたファビオラ マルティネスは、ランプの炎の様な色の瞳、ありふれたクルミの色の茶色の髪。一人でいたならば、可愛らしいお嬢様。しかし、一度姉妹三人で佇むと平凡な貴族のお嬢様....
著者 : 完菜
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転生令嬢ヴィオレッタの農業革命~美食を探究していたら、氷の侯爵様に溺愛されていました?

「ふしだらな君を愛することはできない」 初夜に夫エルネストにそう告げられたヴィオレッタは、離婚しない代わりに領地で自由に動く権利を求める。 大義名分を得たヴィオレッタは、夫不在の間に痩せた土地の農業改革に挑んでいく。 実はヴィオレッタは転生者であり、自分の美食のために子ども時代から農法研究を続....
著者 : 朝月アサ
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婚約破棄された訳あり聖女は仮面をつけている〜「こんなはずじゃなかった」と言われても、もう訂正できません〜

スラウゼン王国の聖女であるアマーリエは、目元を覆う仮面をつけている。 仮面をつけているのには、訳があった。 ある日、アマーリエは、大勢の前で婚約者である王太子のレナルドから乱暴に仮面をはぎ取られ、婚約破棄を突きつけられてしまう──。 「こんなはずじゃなかった」と言われても、もう訂正できません。 -....
著者 : 猫葉みよう
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誰の子か分からない子を妊娠したのは私だと、義妹に押し付けられた~入替姉妹~

子爵家には二人の娘がいる。 一人は天使のような妹。 もう一人は悪女の姉。 本当は、二人とも義妹だ。 義妹が、私に変装して夜会に出ては男を捕まえる。 私は社交の場に出ることはない。父に疎まれ使用人として扱われているから。 ある時、義妹の妊娠が発覚する。 義妹が領地で出産している間、今度は私が義妹のフリ....
著者 : とまと(シリアス)
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婚約破棄を望む伯爵令嬢と逃がしたくない宰相閣下との攻防戦~最短で破棄したいので、悪役令嬢乗っ取ります~

この世界が前世で読んだ事のある小説『恋の花紡』だと気付いたリリー・エーヴェルト。 その瞬間から婚約破棄を望んでいるが、宰相を務める美麗秀麗な婚約者ルーファス・クライナートはそれを受け入れてくれない。 そんな折、気がついた。 「悪役令嬢になればいいじゃない?」 悪役令嬢になれば断罪は必然だが、幸運な....
著者 : 甘寧
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ぼくの異世界生活はどうにも前途多難です。

平凡なサラリーマンが事故で転生した先は異世界の非力な3歳児?! トラブル、災難、ドタバタ続き。それでも愛すべき“セカンドライフ”が今始まる…! 主人公はただの?幼児。玩具を保護者に制作してもらいつつ、幼児のしもネタ、B級グルメの回が交錯する謎の構成で進んでいます。 可愛い魔獣に囲まれて面倒ごとを乗り....
著者 : 有木苫占
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まもなく落ちる砦を守る将軍ですが、兵士達に「お前たちは逃げろ」と言ったらマジで逃げやがりました

“難攻不落”を誇ったアンセル砦は、敵国の軍勢によって今や落ちる寸前であった。 砦を守る将軍ワルーンは部下たちにこう命令する。 「アンセル砦はまもなく落ちる……お前たちは逃げろ!!!」 すると、残る兵士たちは「それじゃ遠慮なく」とばかりに全員逃げてしまう。 残されたワルーンは憤りつつも、「最後に砦....
著者 : エタメタノール
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聖女のお役目

 パロディム王国には聖女がいる。  聖女はその時代に一人きり。その判別は額にあらわれる聖印で行われ、聖女はいずれ王族と縁付くことが決められている。 「長年の勤め、大儀であった」  舞踏会の最中、そんな言葉と共に今代聖女メルフィア・サザーランドは婚約解消を促されていた──…。 ・なるべく一文....
著者 : ほうじ茶