小説家になろう ほぼ存在しない俺を、学園の姫だけは見つける 俺は江波戸蓮(えばとれん)、ほぼ存在しない高校1年だ。 影は絶望的に薄い、名前は知られていない。 そんな俺は、土砂降りの雨の中傘もささずに突っ立っている学園の「姫」を見つけた。 さすがに目に悪い、声をかけてもどうせ気づかれないだろうし、幸い雨具を着ている。 俺は姫の手に傘を押し付け走った.... 著者 : さーど 2020.11.19 小説家になろう